自分のこと振り返る②~中学、高校生
中学1年生の後半から同じクラスの女の子グループから無視などのいじめにあいました。
生意気だった私なので、自分自身反省する側面もあります。
攻撃側はクラスの中5,6人程度でしたが、当時は同じクラスの子全員が敵のように思え、
教室に居場所が無い気持ちでした。
ただ、バスケ部に所属していて、同じクラスにバスケ部の子がいなかったこともあり、部活の友達とは仲良く過ごしていました。
部活帰り道、小さな商店で買い食いしたり、
男子バスケ部○○先輩素敵!と盛り上がったり、放課後は楽しく過ごしていました。
クラス替えもあり、2年生3年生は穏やかな友人に恵まれました。
「シブガキ隊3人の中では誰が好き!」だの
赤川次郎、新井素子、氷室冴子や久美沙織等コバルト文庫やSF小説など貸し借りしたり、
放課後はクラス男子の恋バナで盛り上がる。
当時の典型的な中学女子だったかな。
(書いているうちに、当時のこと色々思い出してきた!!)
きゃっきゃと遊びながらも、高校受験の勉強もそれなりに進め、
家から近い公立、そこそこ進学校と呼ばれる学校に進むことができました。
(そこそこ進学校といっても、本州都心部とは比べ物になりませんが・・・・。
1年に北大に進む子が1人、2人いるかなぁという感じでした)
中学の友達と離れ離れになり、期待と不安でいっぱいのまま高校入学。
そこそこの進学校、みんなそれなりに勉強もできるし、頭も悪くない
綺麗な子、スタイルのいい子、大人っぽい子
「自己否定他者肯定」の人生態度時代でした。
高校へ行くと幼稚ないじめはなく、穏やかだし友達もいるし表面的には楽しめるんだけど、「友達と一緒にいると自分の居場所の無さ」を感じていました。
バリバリの進学校でもないせいか、程よく要領の良い子達がのんびりと学校生活を楽しんでいる雰囲気、全体的に浅く広くの交友関係。
いま思えば、もっと楽しめたのにと後悔ばかりなんですが当時は、
私といても楽しくないんじゃないか
何か面白い事言わなくちゃ
人の本音がわからない、自分の存在価値がわからない、本当の友達なんてどこにもいない
思春期ならではの悩みで渦巻いていました。
部活は演劇部に所属しました。
たまたま同じ学年の演劇部の子がいなくて、
先輩達にはそれなりに可愛がってもらっていたのですが
同学年の子とは何となく距離を感じたまま過ごしています。
演劇は楽しんでいました。
当時札幌周辺の高校演劇部が一同に集合して舞台をつくりあげる
「高文連石狩支部演劇専門部合同講演」というものがありまして
高2の半分はそれに費やしていました。
毎日放課後、色々な学校から演劇部の子が練習場所に集まり、
1つの舞台を作っていくんです。有名な演劇部顧問の先生が何かと責任者的な立場でいましたが、基本は高校生主体です。演出やチラシの作成、大道具、小道具、衣装、音楽、照明全部でした。
演出や制作部門を3年生等の経験者で立ち上げ、そこから脚本の設定と参加者のキャストオーディションからはじまっていきます。
私はオーディションで、セリフは無いがダンスなどで場面を彩る「ダンシングチーム」と呼ばれるものに選ばれ、毎日毎日先輩からダンスの指導を受けました。
中には本格的にジャズダンスを習っている子もいて、毎日バスで通うのは大変でしたが刺激的で楽しく充実していました。
音楽を感じて体で表現する、自分の感情を動きで吐き出すことができる。
当時はそんなこと考えてやっていたわけではないのですが・・・。
チケットのノルマもあり、1枚500円か800円くらいだったかな。
学校の友達にも買ってもらいました。
公演を見に来てくれた子の一人は、
「学校では何となく1線引いている感じがしてた。舞台を見てなんとなく納得した」
と大人になってから言われたことがあります。
自分が勝手に皆に入って行かなかっただけなのか
合同公演に参加し、まぁ成績がガタ落ち・・・
その後の公演への参加は親から許してもらう事がなく、1回しか参加できなかったです。
合同公演の中で居場所の無さを感じることは一切なかったです。
そんなことを感じる暇もないほど必死だったし。
ラインもメールもない時代だったので、その後一切会う事も連絡を取り合う事もないのが本当に残念。
高3の時は進学に向けて勉強に本腰をいれます。
3年生の時は、広く浅くの交友関係に対する嫌悪感が薄まっていました。
それぞれが自分の目標に向かっていたからなのでしょうか。
家に帰ってしまうとダレて勉強しなくなる自分を分っていたので、放課後図書室で勉強していました。
図書室で一緒に勉強する友人、休み時間まったり過ごす友人、一緒にお弁当を食べる友人、いつの間にかその時その時を楽しめるようになってきていました。
卒業して演劇を本格的にやってみたいという思いもあったのですが、
そこまでの情熱と根性も無く、女子大生になってチヤホヤされたいと甘えた考えのもと地元の短大へ進みます。